FLOWLIGHT
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2009
06,21
19:27
まさかの(更新)
CATEGORY[雑記]
ひとでなし本編×2、こわいのでこっちに隔離。
ttp://senzadio.blog.shinobi.jp/
小話帳。ひとでなしぺーじからも進めます。
ちなみに続きはpkmnDPtデンコウ。
ショタがらみと高校生女子はえろすというのが私の金科玉条。(変態)
つい、と硬い指先が、僕の頬をなぜた。
デンジさんに背中から抱きこまれたまま、ベッドの上に転がっている僕らは、なんだかすごく滑稽だ。
コウキ、とデンジさんが名前を呼ぶ。なんですか、と僕は答える。
「コウキ」
「なんですか」
「コウキ」
「はい」
デンジさんが何て言いたいのか、僕はすごく良くわかってるつもりだ。そして、デンジさんがどうして、それを口にしないのかも。
「…コウキ」
「はい、デンジさん」
デンジさんの手が、つう、と僕のはだかの胸に下りた。そこに薄く残る傷跡を、つつ、となぞる。デンジさんに触れている背中がぞくぞくした。
「コウキ」
「はい」
例えばデンジさんがデンジさんの願い事を言ってくれたなら、僕はすごく嬉しいだろう。
だけど、たぶん、それを叶えることは出来ない。
僕はデンジさんのことが大好きだ。大好きで大好きで仕方ない。
でも、僕は僕の生き方を変えられないし、デンジさんもそれを望まないだろう。
「コウキ」
首筋に、やわらかい感触。デンジさんは、そして、僕の後頭部に顔を埋めた。
デンジさんと一緒にいると僕は僕が溶けていくような気がする。
そう伝えたら、デンジさんは、いった。
「それは、困るな」
だってコウキが溶けたらキスだって出来ないしセックスだって出来ない。
そこなんですか、っていったら、デンジさんは大事なことだろ、といって笑ったようだった。
ココロがあるのは知ってる。だけど、やっぱり、形がないと空しくなる。
特にお前の場合は、すぐにどっかに消えそうな気がするから。
デンジさんは言いながら、僕の身体のあらぬところにふれた。その腕を咎めたけれど、結局僕も、本気じゃない。
たぶん僕はいつか、デンジさんの目の前を去るだろう。父さんが母さんの前を去っていったように。
トレーナーであるということは、僕にとってはたぶん、そういうことだ。もしかしたらデンジさんも、ジムリーダーじゃなかったら、そうだったかもしれない。
置いていかれるのは僕だったかもしれない。そうじゃないことに、僕はたぶん、どこかでほっとしてる。
デンジさんはナギサのジムリーダーで、僕はチャンピオンにならなかったシンオウのチャンピオンだ。
デンジさんの手が本気になってくる。僕の喉の奥から、きもちいい、と悲鳴が上がる。
好きだ。好きだ。好きだ。好きで好きでたまらない。
それでも僕が、最後に選ぶのは、デンジさんじゃないのだ。
空しくて、切なくて、それでも愛されていて、目の前が真っ白になった。
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