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2006 07,02 15:55 |
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しまったいろいろ計算間違えて二週間ほどこちらに出られそうにないです。
という訳で書いといたひとでなし補作だけ投下していきます…! コメントお返事ちょっとだけ待ってください! 目の前でいつもの読めない笑みを浮かべた悪友に、ピオニーは意地悪く声をかけた。
「弟子は取らない主義なんじゃなかったのか?」 その言葉に、悪友は苦笑とも、或いは自嘲ともつかない奇妙な笑みを浮かべた。 「そうですが、それが何か?」 「お前が子供を引き取ったって聞いたときには、この世の終わりも遠くないと思ったもんだがなあ」 ジェイド・カーティスは、緋色の目を眇めた。 「人聞きの悪い。私だって行き所のない孤児を拾うくらいの人の情けは持ち合わせているつもりですが?」 「それが使える駒なら、だろ」 ピオニーはいいながら、手元の書類に視線を落とした。珍しくもピオニー自身の部屋で、ジェイドから渡された、本人曰く取って置きの情報。 なるほど確かに取って置きだろう。その内容は薄っぺらい見た目に反しあんまりにも酷すぎて、他者にさらせるものではなかった。 「レプリカルークか。…使い道も無いわけじゃなさそうだが、役に立つのか?」 「役に立たせてみせますよ」 そう笑った男の表情に温度はない。ピオニーはジェイドに拾われたという少年に、心底同情してやりたくなった。 「それで今そいつはどこに居る?」 「私の執務室で待たせています。見たいですか?」 少し面白そうに言った男に、ピオニーは薄い笑みを向けた。 「…ああ。見てみたい」 PR |
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