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2008 10,11 11:53 |
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カテゴリーアビスはとても久しぶり。…おいここ何サイトだっけ?
笑う男と俯く男について。 まあつまりあれですね、なんでEDアッシュ(ということになっている男)が微笑んでいるのかと、つまりそういう原点に帰ろうかと。
アッシュの性格だと皆の前に顔出せるかどうかも怪しい。 彼のこころがそのままアッシュだと考えるなら、ルークのフリをしようとしている、というなんか間違った接続のためにああなってるということしか思いつかないのですが… ルークが死ぬこと自体が悲劇かというと、そうではない、とは思うんですね。たしかにかわいそうはかわいそうなんだけど、あのゲームにおいては「死」は何よりも平等で残酷で、レプリカとオリジナルを隔てない唯一のものだとも思うわけです。まあそれが唯一の救いになるかどうかは別としても(だってやっぱりわたしも「ルーク」に未来が欲しかったですから)、人間のレプリカはあくまでレプリカであって人間ではないですから。レプリカが人間になった、というジェイドとガイのスキットにむかつくのは、結局そういう考えが私の根底にあるからなんだろうなあ。たいそう上から目線、結局オリジナルが主でレプリカが従というか。あれが「子供が成長して大人になった」と言っていたならまだ苛立ちは半分で済んだと思うんですけど…と、話がずれました。 だからわたしにとってルークにとっての悲劇は結局「コンタミネーション」と「大爆発」という現象につきるんですね。 でも、記憶を他の人にわたすことが、はたして本当に悲劇なのかどうか。それは誰にとっての悲劇なのか。ルークは自分の記憶をアッシュに渡すことを、もし渡すか渡さないか選べたとしたら、果たしてどうしただろう。 と、詮無いことを考えるわけです。 でもこう考えたらどうだろう。「二つにわかれていたものが一つに戻ったから、満たされてしまった」と。 ルークとアッシュはもともとは同じ存在ですが、二つの別の時系列を、別の人生を歩んで、預言の「ルーク」ではなくなります。それが一つに統合されて満たされた、というゲームのシナリオ総否定みたいな微笑なのかなと。…うがちすぎでしょうか。 …要するに詰まったわけです。そこで。 で、そうだとしたら、ジェイドはあの俯いた時点でそこまで読んでたんだろうなと。「ルーク」の存在の本質的な喪失に気付いてしまったがゆえのあの表情かなと。。 PR |
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